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今が”旬“の菜の花、自然の恵みをいただく

12月から出荷がはじまった「菜の花」、2月の最盛期を迎え、生産者の皆さんも手足がかじかむ寒さ中で収穫に追われています。春の訪れを告げてくれる菜の花、実は小松菜、キャベツ、かぶ、大根といったアブラナ科の花全体を指します。今お店で目にする菜の花は菜花(なばな)とも呼ばれ、若くてやわらかい花茎や葉、つぼみを食用にします。

 今がまさに菜の花の“旬”です。旬の野菜は「美味しい」「安い」、そして栄養満点。成熟するのに最もよい条件が揃っている時期に収穫される野菜は、栄養価も最も高い状態にあります。(例:冬が旬のほうれん草、冬のほうれん草のビタミンC含有量は夏のものの約3倍。*1)さらに驚きなのは、私たちの体がその季節ごとに必要としている栄養素を旬の野菜はたっぷりと蓄え、それを供給してくれるのです。

                                     *1【参考資料】独立行政法人農畜産業振興機構 “野菜をおいしく食べる”

                                                                                          https://www.alic.go.jp/koho/kikaku03_000320.html

冬に成長する菜の花には、寒さに負けず地中から芽をだすための栄養素や、害虫などから身を守るための成分がため込まれています。栄養素のバランスが良く、抗酸化作用のあるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを豊富に含みます。まだまだ寒いこの時期、これらのビタミンや整腸作用のある食物繊維が、免疫力の向上に役立ちます。そして菜の花特有の苦味成分(植物性アルカロイド)には腎臓機能を向上させ、新陳代謝がスローになる冬の間にため込んでしまった老廃物を排出するデトックス効果があります。さらにつぼみの部分に多く含まれるグルコシノレートという辛味成分には肝臓の解毒作用を強化する働きもあります。

菜の花(菜花)栄養成分表

                                       *可食部100g中の含有量

                             出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

菜の花の栄養成分表によると、菜の花を生で食べた場合、それだけで日本人の食事摂取基準以上の葉酸(240mcg)とビタミンC100mg)を摂取できることが分かります。水溶性のビタミンであるビタミンCはゆでることにより減少してしまいますが、脂溶性のビタミンであるビタミンA(β-カロテン)やビタミンEの含有量はそれほど変化がありません。さらに油でいためると脂溶性ビタミンを効率良く摂取できます。

ジョイファーム小田原の菜の花は農薬、除草剤は一切使わずに栽培。たっぷりな堆肥、有機質肥料の施肥を行い、化学肥料の窒素成分量は、神奈川県の定める慣行栽培基準の半分程度に抑えています。安全・安心そして美味しくて、栄養一杯の菜の花、旬の恵みを今日の食卓のメニューに加えてみてはいかがですか?

   菜の花めちゃくちゃ簡単レシピをご紹介 ☆

 ①レンチンお浸し

  菜の花を食べやすい大きさに切って器に入れ、

  レンジでチン。白だしをかけたら出来上がり!

  お好みでかつお節をかけたり、白だしの替わりに

  めんつゆやからし醤油もお勧め。

 ②野沢菜風漬物

  菜の花を食べやすい大きさに切ってビニール袋に入れ、

 そこに白だしを入れて半日置いたら出来上がり!