渡辺拓登(わたなべ たくと)
地元に根づいた、「あの人なら!」といわれる農業を目指す!
自分の人生の転機となったのは、2011年の東日本大震災だと思います。あのとき「当たり前のことが当たり前でなくなった…」、「多くのことがくつがえった…」と感じたんです。そして放射能汚染のこともあり、健康や食べ物について興味がわいてきて、いろいろ調べたんです。そうすると「日本が世界で一番農薬が使われている国である」とか、なんだか考えさせられることがいっぱいあって、「自分は何も知らなかったな~」って思いました。そこから「食べるものは自分で作りたい!」という思いが強くなった気がします。これが農家になりたいと思った直接の動機ですね。その後、実際に農業に携わってみると「あ!自分は木が大好きだったんだ!」と気づきました。