· 

もっと知ってほしい “小田原みかん”のこと【その②】

 

生産者に聞きました!


早生(わせ)みかんの出荷が終わり、次に登場するのは中生(なかて)みかん。小田原で中生みかんといえば、藤中、南柑20号が主流で、年末のこの時期に出回るために、別名を「お歳暮みかん!」。爽やかな酸味が売り物の早生みかんに比べると、酸味がまろやかになり甘味が強いのが特徴です。早生みかんと同様に、貯蔵はせずに収穫して、すぐに出荷します。

 

 

そして休む暇なく次は大津みかん、青島みかんの収穫が年末まで続きます。これらのみかんは年明けから出荷されるため、「貯蔵みかん」または「蔵出しみかん」と呼ばれ、小田原みかんを代表的する品種。大津・青島みかんは貯蔵することで、酸味が糖にかわって甘味がぐっと増し、コクがでるといわれています。1月にまず大津みかんが出荷され、貯蔵性にすぐれた青島みかんは、2月頃が一番美味しく、食べ頃です。

青島みかん


大津みかん



思いのほか雨の多い今年の12月、みかんが濡れていると収穫ができないため、収穫作業は遅れ気味。そして晴れた日には総出で作業をしている生産者に、ちょっと時間をいただいていくつか質問してみました。 【生産者(下曽我支部):穂坂達夫・神尾武徳】

 

今年の大津みかんの作柄はどうですか?

 みかんの栽培でこだわっていることはありますか?

 みかんは大きい物より小さい物の方が美味しいって聞きますが、

本当ですか?

 

甘いだけじゃない、酸っぱさとコクがある“小田原みかん”

 

ぜひ食べてみて!!