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梅の花が満開、初夏の収穫が楽しみです

下曽我駅(御殿場線)に降り立つと、なんともかぐわしい花の香り。見渡すと畑には白い花があふれ、曽我梅林の梅の花が満開です。ここ曽我梅林には約35,000本の梅が植えら、食用梅の生産が盛んです。梅の生産者さんたちは5月の終わりから実の収穫をはじめますが、満開の花をみていると、「今年の収穫はどうかな~」と今から楽しみです。

曽我梅林のある神奈川県小田原は戦国時代、江戸時代には城下町として、また東海道の箱根を越える手前の宿場町として栄えました。そして箱根越えを行う際、旅人の必需品(弁当の腐敗防止)として梅干がとても重宝され、梅の栽培が盛んになりました。

最新の研究(和歌山県立医科大学発表)*1によると、梅干を食べることで花粉症の症状を抑える効果が期待できることがわかったそうです。梅に含まれている「バニリン」や「リオニレシノール」など5つの梅由来成分がアレルギー症状の予防や改善につながるということです。その他にも梅干はさまざまな生活習慣病(高血圧・糖尿病など)の予防に役立つことが分かっています。

梅の酸味は食欲増進させ、消化を助けてくれますので、ぜひ“一日一粒以上”を習慣にしてはいかがでしょうか。

*1参考資料】和歌山県立医科大学研究発表:英国のオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」https://www.researchgate.net/publication/326814557_Biological_and_epidemiological_evidence_of_anti-                               allergic_effects_of_traditional_Japanese_food_ume_Prunus_mume/download

ジョイファーム小田原では、地元で生産された梅を丁寧に,心をこめて加工しており、梅と塩のみを使った昔ながらの伝統製法で漬けています。「曽我の梅干」は熟成させることにより、塩の角が取れてまろやかな深みのある味わいとなります。熟成期間が短いとしょっぱいだけの梅干しになってしまうので、最低でも1年以上熟成したものを厳選して出荷しています。

 

その他にもお子様でも食べやすい

梅ジャム」や、手軽に料理に

活用できる「ねり梅」もぜひお試し

ください。