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希少な国産バレンシアオレンジ。柑橘のシーズン最後はこれ! 

6月も終盤に入り、今期最後の柑橘になるバレンシアオレンジの出荷が始まりました。ジョイファーム小田原では米神・石橋・田島の生産者さんがバレンシアオレンジを栽培しています。今回は小田原市田島の石井毅さんの畑にお邪魔して、バレンシアオレンジの生育状況をチェック。

 

石井さんのバレンシアオレンジ畑はご自宅の裏庭に広がり、足柄平野に向かって南に向いた緩やかな斜面。石井さんの畑でバレンシアオレンジが美味しくなるのは、この緩やかな南向き斜面のおかげだと言います。以前は他のみかんを栽培していましたが、隔年結実(豊作・不作が交互にある)がなく、収穫量が比較的安定しているバレンシアオレンジに変えることにしたそうです。

バレンシアオレンジは5月頃に花が咲いて、収穫するのはなんと翌年の6月過ぎ。ですから今年収穫する実と来年収穫する実の花が一緒に見られる珍しい柑橘です。樹上完熟させてから収穫するので、甘味に加えて酸味もあり、ジューシーで初夏にぴったりの柑橘です。ただ日本の気候ではバレンシアに回青(かいせい)と呼ばれる現象が起きてしまいます。

回青現象とはいったん黄色(または橙色)になった果実が、気温が高くなることで果皮に再び青みが戻る現象です。果肉はちゃんと熟していますが、果皮が青いため“まだ酸っぱいのでは。。”という印象を与えてしまいます。石井さんはもっと多くの人に「バレンシアオレンジは青っぽくても美味しいよ~」というのを伝えていきたいと語ってくれました。

そのために消費者の皆さんとの交流にも積極的に参加されてきたそうです。「確かに輸入されたバレンシアオレンジは色がきれいでぴかぴかしているかもしれない。でも自分は安心・安全なものを消費者に届けたい。。。」と農薬の散布も極力控えているそうです。もちろん除草剤は一切使用していません。

 

そんな生産者さんの想いのこもったこの時期希少な国産オレンジ、そのままカットして食べたり、ジュースにして飲んだりと、いろいろな方法でお試しください。