栽培基準:特別栽培レベル
出荷時期:6月
大きさ :約3.3cm ~ 4.9cm
十郎梅は、小田原のブランド梅として1960年頃から栽培が盛んになりました。
実が大きく肉質が柔らかで、種が小さいため、梅干し用の最秀品と言われていますが、
皮が薄いため、栽培や収穫は大変!
枝が重なり傷つかないよう剪定の時から気を使いっぱなしです。 そのかわり、十郎梅を買って
梅干しを漬けた人は、その次の年から、十郎梅しか漬けなくなるほど病みつきに!
梅の時期に見かけたら、必ず確保してください!!
ブログ記事:気になる梅の実の生育状況
【梅干しレシピ】
黄色い梅 5kg 塩 650~900g(お好みの塩分濃度で)
焼酎 250cc(お好みで) 重石(梅と同じ重さ)
① 容器を熱湯消毒し清潔な布巾で水気をふき取る。梅を水洗いし、ざるにあけて水気を切る
② 竹串で梅の「へた」を取る。 清潔な布巾で水気をふきとる。梅に焼酎をまぶす。
③ 焼酎が乾かないうちに漬け込む。塩は全体の1/3を残し、容器に梅と塩を交互に重ね入れ、
最後に残しておいた1/3の塩を上にのせる。(最後に塩をのせるのは、容器の上下の塩分
濃度を均一にするためで、塩の沈殿を少なくする為)。落し蓋をして重石をのせる。
※もし漬け汁表面に「カビ」が発生したら、こまめに取り除く。
また実に付着するようなことがあれば、焼酎で洗って漬け直す。
④ 2~3日位経ち漬汁が梅にかぶる位になったら重石を半分に減らし保存。
塩が片寄っていると梅酢は上がりにくいので、容器ごと揺すって塩を全体に回す。
⑤ 7月下旬~8月上旬の土用の頃、晴天の続く日を選び梅を干す(土用干しした梅は 皮が柔ら
かく、カビにくいといわれる)。ざるに並べ、時々表裏を返しながら、3日3晩を目安に干し
あげる。もし雨で濡れてしまったら焼酎で洗い、麗な布巾で拭いてから梅酢に戻す。
改めて1日目から干し直す。※しそ漬けを作られる方は、梅酢が必要なので取っておく。
⑥ 干した後は冷暗所に保存する。ひと冬越した辺りが食べ頃です♪