有機キウイの出荷、最盛期

11月に収穫した有機キウイ、出荷の最盛期を迎えています。キウイの中には、ビタミンC、ビタミンE、葉酸などのビタミン類のほか、食物繊維そしてカリウムなどのミネラルが含まれています。これらの栄養素は美容・アンチエイジングに効果があり、健康維持にも欠かせません。有機栽培で作られたジョイファーム小田原のキウイにはこれらの栄養素が豊富に含まれており、さらに無農薬・無化学肥料なので安心してお召し上がりいただけます。

  キウイの栄養素 効能の一例をご紹介:

美容

アンチエイジング

ビタミンCはシミなどの原因になるメラニン色素の生成を抑え、ハリのある肌のためのコラーゲンの生成を助ける。(キウイ一粒にレモン3.5個分のビタミンC

疲労回復

ビタミンCビタミンEは一緒にとることで抗酸化作用がさらにアップ。体内の酸化ストレスを軽減する。有機酸も多く疲労回復に役立つ。

風邪予防

ビタミンCは免疫力維持に欠かせないので、風邪がはやる季節には頻繁に取りたいビタミン。(ビタミンCは水溶性で体に蓄積できないので分けて取るのがポイント)

便秘予防・改善

不溶性食物繊維は便の容量を増やし、大腸を刺激して排便をスムーズにする。

また水溶性食物繊維は善玉菌のエサになり、腸内環境を整える。

高血圧予防

塩分の取りすぎが原因とされる高血圧。実は体内でのカリウムと塩分(ナトリウム)のバランスが大切。カリウムは余分な塩分の排出を助ける。

消化促進

キウイフルーツから見つかったタンパク質分解酵素がアクチニジン

タンパク質の分解を促進して、吸収を助ける。

 

キウイフルーツ栄養成分表:

                               可食部100グラム中の含有量

エネルギー

53 kcal

βカロテン

66 mcg

水分

84.7 g

ビタミンE

(αトコフェロール)

1.3 mg

たんぱく質

1 g

ビタミンC

69 mg

脂質

0.1 g

葉酸

36 mcg

炭水化物

13.5 g

食物繊維総量

2.5 g

ナトリウム

2 mg

(水溶性食物繊維)

0.7 g

カリウム

290 mg

(不溶性食物繊維)

1.8 g

カルシウム

33 mg

有機酸計

2 g

                                                                           *出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

カリフォルニア大学の研究によると、有機栽培のキウイの方が慣行栽培のものよりビタミンCやポリフェノールが多く含まれ、より高い抗酸化作用を示すという結果が公表されています。(20073月公表)

 

ただし日本では、有機農作物のほうが慣行栽培農作物より栄養価が高いというはっきりとした研究結果はでておらず、今後さらなる研究・分析が必要なようです。